白百合ベビーホームでは、遊びの年間計画を立てています。その中の1つが、段ボール遊び。各ユニットで、それぞれに工夫して遊んでいます。
あるユニットでは、一人ひとりの段ボールハウスを作りました。シンボルマークを貼り、自分だけの特別なお家ができあがりました。窓から顔を出して養育者とにっこり笑い合ったり、中におもちゃを入れて遊んだり。楽しい時間が流れます。ユニットでのそれぞれの遊びを展開するのはもちろんのこと、ユニットを超えて色々な段ボール遊びが楽しめるよう、大人も知恵を絞っているところ。もっとどんな遊びができるかな?これからの遊びも楽しみです。
アートプログラムでも、段ボールでハロウィンの大きなかぼちゃづくりを楽しみました。クレヨンで線を描いたり、タンポに絵具をつけて描いたり。描く際の、段ボールの凸凹の感触が楽しい製作です。
小さな赤ちゃんも、タンポを持って手をぶんぶんを振ったら、段ボールに色がついて、思わずみんなにっこり。大人の笑顔もうれしくて、赤ちゃんもまた手をぶんぶん振り・・・楽しくリズミカルに手を動かしているうちに、素敵な作品になりました。
できたかぼちゃは、子どもたちが何人も入れる大きなお家に。ユニットのマイ段ボールハウスとうまくリンクできました。「トリックオアトリート!」
遊びがプログラムと、プログラムが行事と。・・・子どもの生活の中で、色々な物事が、ゆるやかにつながりながら、成長を促してくれるのを実感しています。