猛暑が続くこの夏。白百合ベビーホームでは、職員が協力してシフト体制を見直し、夏の間、3,4歳の子どもたちが、朝食前に自主活動を楽しめる環境づくりにチャレンジしています。朝はどうしても、乳児の世話に追われて、小さいながらもお兄さん、お姉さんにさせられてしまう子どもたち。ついつい大人の都合で「待って」を強いられがち。「サマータイム・グループ」の活動では、参加メンバーが、ユニットを超えて友達になります。自分たちで植物の水やりや掃除などの活動を選びます。水やりは、それぞれのじょうろに、慎重に蛇口から水を汲み、野菜畑へ運んでいきます。掃除は、大人の目の届かない小さなところに手を伸ばしています。時として、虫探しも気ままに始まります(笑)。
だんだんと一緒に過ごす時間も長くなってきます。お昼ご飯にはやきそば。デザートには桃アイスをみんなで作りました。じっくりクッキングを楽しむことができ、大満足。モリモリ食べて、お腹いっぱいに。毎日ちょっとした活動を楽しみながら積み重ねて、自信を得たグループの子どもたちは、施設内でのプチお泊り会を体験できるまで成長しました。