ランチルームでは毎日野菜の展示を行っています。まずは野菜に興味をもつことから。名前を知ったり、好きになるきっかけになったり、食材の大切さを学んだり、会話を広げてくれたり…
展示の時間が遅くなると、「今日はお野菜ないの?」と子どもたちから尋ねてきます。「今日のお野菜何かな~?」とランチルームに入ってくる子もいます。
見るだけでなくお手伝いも。よく目にする玉ねぎは子どものたちの方から「皮むいて良い?」と尋ねることも。そういった光景が日常となるほど、子どもたちの中に野菜が身近なものになっています。
この夏はとうもろこしの皮むきにも挑戦。力が必要なので、苦戦していましたが、とても真剣な表情で取り組んでいました。「調理さん、かたいから手伝って」と主張してくる子も。きちんと自分の思いを伝えられる姿に成長を感じます。
夢中になっていると、ランチルームが皮だらけ、ヒゲだらけに。むいた後はとうもろこしのヒゲを頭にのせて「髪の毛~」とおどけてみたり、「カリカリカリ」と食べるマネをしてみたり、子どもたちの世界が広がります。ある子が口にした「カリカリカリ」という言葉がみんなの心をつかみました。
「カリカリカリ」「カリカリカリ」。笑顔の連鎖で、ランチルームの幸せ度が、「UP ↑」しました。