8月のアートプログラムでは、色あそびを行いました。お水の入ったペットボトルに、こいち先生が色をポタッポタッと入れると、じわぁ~っとペットボトルの中に色が広がります。子どもたちは、自分で選んだ色が広がる様子に、じーっと見入っていました。
色水の入ったペットボトルを転がして遊んでみる子、大事そうに抱えている子、違う色が混ざる様子を楽しむ子(色を混ぜることを楽しみ続けた子のペットボトルは、様々な色が混ざり合い、さながらコカ・コーラのよう!?)、泡を入れて振ってみる子、色水を眼鏡のようにして外の世界を見てみる子・・・赤ちゃんも、お兄さんお姉さんも、それぞれが、それぞれの色の楽しみ方をしていました。それぞれが自由に楽しむと同時に、その世界に気付いた大人も、一緒にその世界を楽しみました。
色水遊びの後は、小さなカラーセロファンを散りばめてラミネートをし、色眼鏡をかけたような世界を楽しみました。色を散りばめる楽しさ、ラミネートを通す様子を眺める楽しさ、いつもの世界が違った景色に見える楽しさと、一つ一つの工程を不思議そうにしげしげと眺めながら、じっくりと楽しみました。
お部屋に帰った後も、窓にカラーセロファンをすぐに飾ってもらいました。お部屋の中に柔らかな光が差し込みます。一時点のイベントとしてだけでなく、生活の中にもアートが息づいていきます。