7月から『きんぎょが にげた』の絵本を読んでいます。8月になっても、子どもたちといろいろな場所で、金魚探しをして楽しんできました。この本にちなんだおやつの初登場は、2か月ほど前になりますが、その時は、子どもたちの中であまり絵本をイメージできずにいました。その後、生活場面で遊びの展開が進んだ頃に、このおやつを再登場させてみました。すると、スプーンにきんぎょを乗せ「○○くんのところに逃げた」などと、お友達とやり取りを楽しむ変化がはっきり見えたのです。楽しいことの貯金が、子どもたちの中にたくさん増えてきて、生活の様々な場面で、楽しかった体験を思い出したり、連想したりしているのがわかります。それを周りの子どもたちが共有して微笑む様子に出会うと、コロナ禍の酷暑も、何とか乗り切れそうな気持になります。日々の子どもたちの成長に感謝です。