8月のアートプログラムは、木製のチップで積み木遊びをしたり、クレヨンで色を付けて楽しみました。指でこすって色を広げていくと、カラフルな積み木ができました。最後は、竹ひごにくっつけて、モビールとしてお部屋で飾っています。
いびつな形のチップのしっぽを指ではじくと、ぴょこん!と跳ねるのがわかった2歳児さん。誰かに伝えたい!と思って周りを見渡しました。すると小市先生が、かえるちゃんだね、ともう一つの木片を見つけて近づき、二人でぴょこぴょこ始まります。マジックでカエルちゃんの顔を描いて、一層楽しくなりました。自分の思いがけない発見にイメージが湧き、大人がその傍らで、細やかに遊びを広げてくれる一場面に、思わず吸い寄せられました。 アートプログラムを始めて丁度一年。いつの間にか、子どもたちに、アートを共有する体験が身についていく様子に、施設全体の成長を感じるこの頃です。(aokiku)