• 社会福祉法人 真生会

No.130 おはなしの会

白百合ベビーホームでは、月に1回「おはなしの会」という、ボランティアさんによる読み聞かせのプログラムを行っています。季節や子どもたちの興味に合わせた絵本を読んでくださるので、何度も経験している大きい子は「なんで?」と絵本に興味を示したり、はじめは緊張していた0~1歳の小さい子たちも慣れてくると絵本や手遊び歌のリズムに合わせて身体を揺らしたり、思い思いに楽しんでいます。

おはなしの会のはじめと終わりには、「ととけっこう」の挨拶と「さよならあんころもち」のわらべうた。今では子どもたちもよく覚えていて自分から歌ってほしいことを求めたり、プログラムが終わってお部屋に戻ってからも、「さよならあんころもち~♪」と口ずさんでいます。

最近は、2歳後半~の子を対象に、複数ある絵本の中から自分で選んで読み聞かせをする時間も作っています。自分が決めた絵本を自分のために読んでもらう機会として、子どもたちにとっては特別な時間になっています。
コロナ渦中から始まったこのプログラム。ボランティアの方々と、子どもたちと、試行錯誤しながら、あっという間に数年経ちました。毎月欠かさず続けてくださっているボランティアさんの存在は、本当にありがたいです。