• 社会福祉法人 真生会

No.125 暑い日の外遊び

 暑い日が続いていますが、熱中症に気をつけながら、子どもたちが充実した時間を過ごせるよう、日々の過ごし方を工夫しています。この日は、2人のお兄さんは院内で虫取り。暑い中でも、虫を見つけ、「見つけた!」と網を思い切り動かしました。バッタやちょうちょを見つけました。 虫を探しているうちに、1人が、イチジクが大きくなってきたことに気づいて触ってみたり、ミカンの木の下に、小さなオレンジのミカンが落ちていることに気づきました。小さくても、ミカンのいい香りがします。大人も子どもも、なんだかうれしい気持ちになりました。
 その様子を見ていたもう1人の子も、ミカンが欲しくなりました。「いいなぁ」とつぶやいていると、最初に見つけた子が「いる?」とミカンをポトンとおすそ分け。虫取り網に入れてくれました。

 こちらは、他の子どもたちと合流してテラスで水遊び。「協力して2人でプールに水を入れてね」と言われて始めたものの・・・2人とも「自分がやりたい!」気持ちが強くなり、うまくいきません。すると、1人がホースから離れます。そして、たらいで水を運びはじめました!自分の気持ちをコントロールし、できることを考え、協同作業を実現する姿に、ほれぼれしました。 水遊びの後は、みんなでお茶とアイスタイム。みんな、おいしそうに、大事そうに、食べていました。