• 社会福祉法人 真生会

No.120 こどもの日

 5月5日、さわやかな青空の下、施設内のてくてく広場にて『こどもの日の会』を行いました。今年度は『みんなでつくろう&あそぼう』のテーマを掲げ、子どもの日に向けての過程も楽しめるように取り組んできました。4月のアートプログラムで製作した大きなこいのぼりや、子ども達が自作した可愛いこいのぼり、みんなでうろこを貼って育ててきた段ボールこいのぼりを飾り、子ども達の健やかな成長を願ってみんなで会を楽しみました。

 職員の演奏するこいのぼりの歌に合わせて手作りのマラカスを鳴らしながら身体を動かす1歳児、自分からステージ側にまわり、院長と一緒に始まりの言葉をマイクで話す2歳児、「こいのぼり、元気に泳いでるね」と春風に吹かれてなびくこいのぼりを嬉しそうに見上げる3歳児。子ども達の姿を見ながら大人もほっこりした気持ちで過ごしました。

 その後は、調理さんが目の前で焼きそばを作ってくれ、「味付けのお手伝いをしてくれる人~」の呼びかけに積極的に参加し、塩や醤油で味付けをしてくれる子、「いちご2個ください」とフルーツのデザートを何度もお代わりしに行く子もいました。
 調理さんが作ってくれたのは、やきそばやフルーツにとどまりません。お重に詰まった、春巻きの皮で作った兜に歓声があがります。おやつには、こいのぼりのプリンもいただきました。このプリン、後日こっそりと、「ぼくの好きな食べ物」と教えてくれた子がいたほど、子どもたちの気持ちを鷲掴みしていました。

 新年度になって初めての行事だったので、ユニット異動した子どもは前のユニットの子どもや職員との再会を喜んだり、新しく入職した新人職員や他部門の職員とユニットを超えた楽しい交流の場にもなりました。