こどもの日が近づきました。こいのぼりが白百合ベビーホームの広いテラスに泳いでいます。毎朝こいのぼりをあげに行くのですが、大きい子は、大人と一緒にこいのぼりをあげてくれることも。風をうけ、気持ちよく泳ぐこいのぼりの姿を見ると、子どもの心も泳ぎ出すのでしょうか。こいのぼりをあげると、嬉しそうな声で「泳いでる!」と言いながら、小走りに走ります。
お庭で気持ちよく遊んでいても、ふと上を見上げてこいのぼりを見つけると、「あ!泳いでる!」
ランチルームでお昼ご飯を食べていても、こいのぼりが見えると、「泳いでる!」
春の心地よい気候に、気持ちのよい風。そして、その風にたなびくこいのぼり。こどもの心地よさにフィットするようで、見つける度に、嬉しそうに大人に教えてくれます。
大人が調子に乗って「こいのぼりさんは何を食べているんだろうね?」と問いかけると、「・・・」うーむ、こいのぼりのごはんまでは、まだ考えたことがなかったようです(笑。
この時期、お部屋では一人ひとりのMyこいのぼりを、アートプログラムでは、大きなこいのぼりを作ります。おもしろい形のローラーを使って、思い思いに色を付けていきました。小さい子も、大人と一緒にコロコロ。時折、ローラーをしげしげと眺めては、手でぎゅっとつかんでみたり。
大きい子は、ここからさらに、ビニールテープを自分でハサミで切って、貼り付けました。切ること、貼り付けることに夢中になりました。ロビーの段ボールこいのぼりも、鱗を貼ったり、潜って遊びながら、元気に育っています。