私たちのクリスマス会。細かい脚本はありません。ステージもありません。DADWAYの皆さんの演奏をいただきながら、一緒に歌ったり、手遊び歌をして、そして、ユニットごとに一番楽しくできる遊びを楽しみました。みんな笑顔。最後の演奏で、自作の楽器を手に、子どもたちは自由に立ち上がり、演奏に参加していました。みんなで、心を合わせて、一つになる。そういう瞬間を、体験できたこと。きらりと輝く、宝物でした
今年もコロナ禍は続き、感染の不安の中、職員が一丸となって試行錯誤しながら日々の養育を積み上げてきました。子どもたちの生き生きした体験を奪うことなく、安全、安心に暮らしていくにはどうしたらよいか。悩みは今も尽きませんが、私たちが一番大事にしてきたことは、毎日少しでも、しっかりと子どもたちと向き合い、遊びの楽しさを絶やさない生活を作り上げることでした。この日のプログラムには、子どもたちのファンタジーがたくさん詰まっていました。その世界に入り込み、楽しさを味わい、チャレンジすることも経験出来ました。彼らは、自分で感じ取ったものを自由に表現し、互いに響き合い、楽しさが広がっていくひと時を満喫していました。この豊穣の祭典に心から感謝します。